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磐越東線空転事案(当該キハ40系びゅうコースター風っこ)

  磐越東線での「風っこ」空転に関するまとめ 2024 年 10 月 26 日、磐越東線で運行された「びゅうコースター風っこ」が回送中に車輪の空転を起こし、ダイヤが乱れる事態が発生しました。以下がその要約です。 運転士への感謝 :   多くのユーザーが運転士の努力に感謝を述べています。 車輪空転の目撃 :   回送中の「風っこ」が車輪の空転を起こし、火花を散らしている様子が報告されています。 乗客の反応 :   一部のユーザーは、もし乗客を乗せていたら重量バランスが取れて空転を回避できたのではないかと考えています。 過去の事例 :   以前にも水郡線で同様の空転が発生しており、その際は運転士と車掌が滑り止めを撒き、乗客を先頭車に移動させて対応しました。 ダイヤの乱れ :   空転によりダイヤが乱れ、「磐越東線ハロウィンスイーツ風っこ」の運行に影響が出ました。 車両の安全性に関する懸念 :   郡山駅での検査直後に問題が発生したため、車両の安全性について心配する声も上がっています。 これが「風っこ」の空転に関する報告の要約です。もし他に知りたいことがあれば教えてくださいね。   びゅうコースター風っこについて びゅうコースター風っこ は、東日本旅客鉄道( JR 東日本)が 2000 年から保有しているジョイフルトレイン・観光列車です。以下がその概要です。 基本情報 種車 :   キハ 48   547 ・ 1541 改造所 :   新潟鐵工所 改造年 :   2000 年 運用開始 :   2000 年 6 月 11 日 投入先 :   小牛田運輸区 主要諸元 軌間 :   1,067   mm 最高運転速度 :   95   km/h 編成長 :   42,600   mm 動力伝達方式 :   液体式 機関 :   DMF14HZ 概要 JR 東日本仙台支社管内で使用されていたトロッコ貨車の老朽化や運行コストの問題から、更新車両として機関車が不要なキハ 48 形気動車が選定されました。新潟鐵工が改造を担当し、車体側面を大きく開口させることで外気を感じられるデザインとなっています。冬季には寒気対策としてガラス戸を設置し、ストーブを焚くことができます。

JR東日本の閑散線区発表

 JR東日本が閑散線区の利用状況を公開しました。 2021年に動画と一緒に更新した記事 利用の少ない線区の経営情報( 2023 年度分)の開示について JR 東日本は、情報開示の観点から駅別乗車人員、路線別の平均通過人員、旅客運輸収入のデータを開示してきました。これに加え、地域の方々に現状を理解してもらい、持続可能な交通体系について建設的な議論を行うために、利用の少ない線区の経営情報も 2019 年度分から開示しています。今回は 2023 年度分の経営情報が取りまとめられたため、その内容をお知らせします。 開示対象線区 2023 年度実績で平均通過人員が 2,000 人 / 日未満の線区を経営情報の開示対象としています。対象は 36 路線、 72 区間で、前回の 34 路線 62 区間より増加しました。 開示内容 開示される経営情報には以下の項目が含まれます。 収支 :   各線区の運輸収入から営業費用を引いた値 営業係数 :   各線区の営業費用を運輸収入で割り、 100 をかけた値 収支率 :   各線区の営業費用に対する運輸収入の割合を百分率で示した値 詳細 詳細な経営情報は別紙にて提供されていますが、ここでは一部の内容を説明します。 平均通過人員の算出方法 : 各路線の年度内の旅客輸送人キロを、当該路線の年度内営業キロと年度内営業日数で割った値です。 注意点 : 収支データは一定の前提条件のもとで算出された試算値です。 運輸収入、営業費用、収支の数値は切り捨て、営業係数および収支率は四捨五入されています。 収支データは、運輸収入や営業費用の配分等、一定の前提条件のもと算出されています。 収支は当該線区の鉄道事業にかかる運輸収入および営業費用のみを計上しており、本社・支社・指令所等にかかる収入および営業費用は計上していません。 例外 : 上越線(越後湯沢~ガーラ湯沢)の収支データは開示されていません。 津軽線(中小国~三厩)および米坂線(今泉~小国、小国~坂町)では 2022 年 8 月の豪雨による被災以降、バス等による代行輸送を行っています。 陸羽西線(新庄~余目)は、 2022 年 5 月からバスによる代行輸送が行われ、運輸収入には計上されていません。