京急線内エアポート快特並びに快特について

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京急蒲田駅通過騒動「蒲田飛ばし」

2010年4月下旬、京急は本線と空港線の高架化事業完成に伴うダイヤ改正を発表、従来、京急蒲田駅に停車していた羽田空港発着「エアポート快特」・「快特」のほぼ全てが、京急蒲田駅を通過する「エアポート快特」へと鞍替えされることとなった。これにより、日中の羽田空港発着の「快特」系列車の京急蒲田停車が消滅、羽田空港へは空港線内各駅停車の列車を利用せざるを得ない状況となり、品川方面への利用可能列車も減少した。
大田区や同駅周辺住民はダイヤ改正の起因となった高架化事業の総工費1650億円のうち、大田区が200億円を負担したことを根拠に「エアポート快特」の同駅通過に反対、大田区では「通過反対対策協議会」が組織され、通過反対の議決や今後の高架化事業の負担金の拠出拒否を示唆するなどした。これに対して東京都知事の石原慎太郎が「(1時間あたりのエアポート快特相当分の)3本は通過しても、(1時間あたりのエアポート快特相当分を除く)他の6本は停車するのだから、別に停車しなくてよい」と発言した。ただし、その後京急は2012年度のダイヤ改正での「蒲田停車」の可能性を決算会見で示唆した。
2012年7月31日、同年10月21日のダイヤ改正にて、昼間時の品川方面 - 羽田空港間運行の「エアポート快特」・「快特」を10分間隔とし、このうち40分に1本のみを「エアポート快特」、その他を「快特」とすることが発表された。この改正により、「エアポート快特」の京急蒲田通過は継続されたものの、大多数の運行となる羽田空港発着「快特」は京急蒲田に停車することとなった。
1998年(平成10年)11月18日に運行開始から、当駅に停車していたエアポート快特は、2010年(平成22年)5月16日に実施されたダイヤ改正で、当駅を通過することになった(「名古屋飛ばし」になずらえ「蒲田飛ばし」ともいわれる)。通過に対し、高架化費用の一部を負担した大田区側からは、反対の意見が出ていた。
鉄道ジャーナリストの杉山淳一は、高架化は道路交通の改善が主目的であることから、大田区は高架化で国道15号の踏切渋滞が解消され、緊急車両の通行改善など、区民の安全性が高まることを評価すべきなのに、エアポート快特の通過に関する京急への批判が前に出たことを「ピント外れ」「享受するメリットを履き違えた」と論評した。
一方大田区は、「自発的に区税から200億円を拠出し、工事に必要な立ち退きに際し沿線住民に理解を得るまで協力した結果が、今まで停車していた京急蒲田駅がスルーされ、しかも事前に一言の相談も無かった」として強く憤り、ダイヤ改正前日の2010年5月15日に区長・区議会・町会連合会・商店街連合会に加え、国会議員も参加して開かれた「京急蒲田駅通過反対区民大会」では、大田区産業プラザの定員600人を超える区民が会場に押し寄せた。この中で大田区長松原忠義は「京急蒲田駅を通過させるために高架化事業に協力してきたわけではない」「拠出の拒否も考えざるを得ない」と述べた。
これに対し、当時の東京都知事石原慎太郎は、大田区の対応に苦言を呈したが、大田区議会議員の永井敬臣(自民党)は石原が衆院議員時代に旧東京2区であったことから「石原さんも大田区民でしょう?だったら(あなたは)羽田空港へは自転車で行ってください」と反論した。

京急蒲田通過のエアポート快特設定当初の品川~羽田空港間の種別は
1時間あたり
エアポート快特(羽田空港~品川間ノンストップ):3本
エアポート急行:3本
→当然平和島・青物横丁にも停車

品川~羽田空港の直通列車が全列車通過であれば問題だし運転間隔は交互に運転されていたという事なのでしょうが、空港線からの京急蒲田から品川方面の直通停車列車が半減されただけであってエアポート急行が設定以前は4両の特急が各駅停車の役割なのが、6~8両のエアポート急行に編成両数が増えているのになに文句を言っているのかと思った。

そして今じゃ
1時間あたり
エアポート快特(羽田空港~品川間ノンストップ):1.5本
快特(京急蒲田停車):4.5本
→単なる快特だけど平和島・青物横丁は通過し京急蒲田~品川間はノンストップ

小田急登戸駅みたいに快速急行が通過していた時代があり千代田線直通中止したら急行が20分に1本しか止まらないのに何食わぬ顔で臨時停車もせず普通に通過をしていたのを目の当たりにしていて腹が立ったことがあってね。
平和島&青物横丁の利用客は救済の普通列車(4両)ではあったもののなにも声を上げないのが不思議なくらいだけどね。
千代田線直通運転が中止をして小田急は通常通りであったパターンである事例だけど正直登戸駅の利用客がかなり多いのを把握をしておきながら臨時停車をせず当たり前の様に通過をしていた。
結果:各駅停車の方が早いパターンになるというのもあり各駅停車が超絶混雑をしていた結果になった。
京急蒲田:58,396人/日
登戸:162,422人/日
なお現在は登戸駅が停車をする様になったのでこのような事例は消滅をしてしまった。


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