輸送中の一畑電車新型車両8000系が電線に接触し切断…安来市の国道９号が約４時間半全面通行止めと新型車両8000系投入／Collision of Ichibata Electric Railway's New 8000 Series Train with Power Line Causes Road Closure



輸送中の一畑電車新型車両8000系が電線に接触し切断…安来市の国道９号が約４時間半全面通行止めと新型車両投入

  • 発生日時：2025年1月28日未明
  • 場所：島根県安来市黒井田町の国道9号線
  • 状況：一畑電車の新型車両8000系を輸送中の大型トレーラーが電線に接触し切断
  • 原因：トレーラーに積載された電車のパンタグラフが電線に接触
  • 被害
    • 国道9号線が約4時間半全面通行止め
    • 沿線の民家2軒が停電
    • けが人なし
  • その他
    • 事故車両は一畑電車の新型車両8000系
    • 2025年3月に導入予定の車両
    • 米子市の後藤工業から出雲市の一畑電車雲州平田駅の車庫へ輸送中

新型車両8000系概要

  • 形式：デハ8000系（8001号車）
  • 車両数：2024年度1両導入、以降2025年度1両、2026年度2両導入予定
  • 車体：20メートル級ステンレス車（前頭部は鋼製）
  • ドア数：片側2扉
  • 定員：ロングシート時123人、デュアルシート時120人
  • 座席配置：ロングシートとデュアルシート
  • 制御方式：VVVFインバータ制御
  • その他：
    • 8年前に導入した7000系を基本モデル
    • 車体下部にオレンジ色のライン
    • 客室内に次駅停車駅案内表示器を新設（5か国語対応）
    • 防犯カメラを新設
    • パンタグラフを2重化
    • バリアフリー整備ガイドラインに準拠

導入スケジュール（予定）

  • 2024年6月：製造着手（後藤工業）
  • 2025年3月2日：営業運転開始

その他

  • 7000系導入以来8年ぶりの新型車両
  • 国からの補助金交付決定済

事故に関する情報

  • 事故により、新型車両8000系の外観が公表前に公開される形となった
  • 事故原因は、輸送中の振動でパンタグラフが上昇した可能性が指摘されている

まとめ

一畑電鉄の新型車両8000系は、2025年3月の営業運転開始に向けて輸送中に電線と接触し切断する事故が発生しました。この事故により国道が一時通行止めになるなどの影響が出ましたが、車両自体に大きな損傷はなかったようです。新型車両は、8年ぶりの新造車両であり、車内設備やデザインなどが改良されています。今後の活躍が期待されます。

Collision of Ichibata Electric Railway's New 8000 Series Train with Power Line Causes Road Closure

  • Date and Time: Early morning of January 28, 2025
  • Location: National Route 9, Kuroita-cho, Yasugi City, Shimane Prefecture
  • Situation: A large trailer transporting the new 8000 series train of Ichibata Electric Railway collided with a power line, causing it to be severed.
  • Cause: The pantograph of the train loaded on the trailer contacted the power line.
  • Damage
    • National Route 9 was closed for approximately 4.5 hours.
    • Two nearby houses experienced power outages.
    • No injuries reported.
  • Additional Information
    • The accident involved the new 8000 series train of Ichibata Electric Railway.
    • The train is scheduled to be introduced in March 2025.
    • It was being transported from Goto Industries in Yonago City to the train depot at Unshu-Hirata Station of Ichibata Electric Railway in Izumo City.

Overview of the New 8000 Series Train

  • Type: Deha 8000 series (Car No. 8001)
  • Number of Cars: One car to be introduced in fiscal year 2024, one in fiscal year 2025, and two in fiscal year 2026.
  • Body: 20-meter class stainless steel car (front section is steel).
  • Number of Doors: Two doors on each side.
  • Capacity: 123 passengers with longitudinal seats, 120 with dual seats.
  • Seating Arrangement: Longitudinal seats and dual seats.
  • Control System: VVVF inverter control.
  • Other Features:
    • Based on the 7000 series introduced 8 years ago.
    • Orange line at the bottom of the body.
    • New next station information display in the passenger compartment (supports 5 languages).
    • New security cameras.
    • Double pantographs.
    • Complies with barrier-free guidelines.

Introduction Schedule (Planned)

  • June 2024: Start of production (Goto Industries).
  • March 2, 2025: Start of commercial operation.

Additional Information

  • First new train in 8 years since the introduction of the 7000 series.
  • Subsidy from the government has been decided.

Information on the Accident

  • Due to the accident, the appearance of the new 8000 series train was revealed before its official announcement.
  • It is suggested that the pantograph might have risen due to vibrations during transportation.

Summary

The new 8000 series train of Ichibata Electric Railway was involved in an accident during transportation, where it collided with a power line, causing it to be severed. This resulted in the temporary closure of the national route and other impacts, but the train itself did not suffer significant damage. This new model, introduced for the first time in 8 years, features improved interior facilities and design. Its future performance is highly anticipated.

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