えちぜん鉄道勝山永平寺線で発生した落石による列車脱線事故／Train derailment accident caused by falling rocks on the Echizen Railway's Katsuyama Eiheiji Line

えちぜん鉄道勝山永平寺線で発生した落石による列車脱線事故

事故概要

  • 発生日時：2025年3月2日午前5時25分頃
  • 発生場所：えちぜん鉄道勝山永平寺線 比島駅～発坂駅間
  • 事故内容：勝山発福井行き始発列車（2両編成）が線路上の落石と衝突し脱線
  • 人的被害：乗客2人にけがはなし。運転士は病院で検査を受けたが異常なし
  • 物的被害：列車の運転席窓ガラスにひび割れ、車体前方が損傷、脱線

事故原因

  • 線路付近にあった縦横約1.5メートルの落石が原因
  • 現場はカーブを抜けた直線区間で、見通しが悪い場所

運行状況

  • 山王駅～勝山駅間で運転見合わせ、代行バスを運行
  • 運転再開のめどは立っておらず、3日以降も代行バスでの運行
  • 3月3日(月)から、運行車両不足の為、一部列車の計画運休、ラッシュ時の1両編成での運行が決定。

その他

  • 脱線した列車は、人気ゲーム「ポケットモンスター」のキャラクター「カイリュー」が描かれたラッピング列車
  • 国の運輸安全委員会が事故原因を調査中
  • SNS上では、事故現場の写真や情報が多数投稿され、関心の高さがうかがえます。
  • 事故当該車両は7003(元クモハ119-5330)+7004(元クハ118-5322)で元JR東海119系R7編成です。
  • 事故当該編成はえちぜん鉄道カイリュートレインです。
  • 福井県と株式会社ポケモンとの、ポケモンローカルActsの活動の一環として2024年7月21日（日）より、えちぜん鉄道「カイリュートレイン」の運行が開始されました。
  • カイリュートレインは通常電車として、勝山永平寺線・三国芦原線の両線を運行します。

今後の見通し

  • 事故調査終了後、復旧作業が行われる見込み
  • 運転再開時期は未定

 

Train derailment accident caused by falling rocks on the Echizen Railway's Katsuyama Eiheiji Line

Outline of the Accident

  • Date and time of occurrence: March 2, 2025, at approximately 5:25 a.m.
  • Place of occurrence: Echizen Railway Katsuyama Eiheiji Line Hishima Station ~ Hasaka Station
  • Details of the accident: The first train (2-car train) from Katsuyama to Fukui collided with a falling rock on the track and derailed.
  • Human casualties: No injuries were made to the two passengers. The driver was examined at the hospital, but there were no abnormalities.
  • Property damage: Cracked driver's window glass of the train, damage to the front of the car body, derailment

Cause of the accident

  • It was caused by a rockfall of about 1.5 meters in length and width near the railroad tracks
  • The site is a straight section through a curve, and the visibility is poor.

Operation status

  • Suspension of operation between Sanno Station ~ Katsuyama Station, substitute bus operation
  • There is no prospect of resuming operation, and substitute buses will continue to operate after the 3rd
  • From Monday, March 3, due to a shortage of operating vehicles, it has been decided that some trains will be suspended and will be operated in one-car trains during rush hours.

other

  • The train that derailed is a wrapping train with the character "Kairyu" from the popular game "Pokémon"
  • The National Transportation Safety Board is investigating the cause of the accident
  • Many photos and information about the accident site were posted on social media, indicating a high level of interest.
  • The vehicle involved in the accident is 7003 (ex-Kumoha 119-5330) + 7004 (ex-Kuha 118-5322), which is a former JR Tokai 119 series R7 formation.
  • The train in question is the Echizen Railway Kairyu Train.
  • As part of the activities of Pokémon Local Acts between Fukui Prefecture and The Pokémon Company, the Echizen Railway "Kairyu Train" will start operating on Sunday, July 21, 2024.
  • The Kairyu Train operates as a regular train on both the Katsuyama Eiheiji Line and the Mikuni Ashihara Line.

Future Prospects

  • Restoration work is expected to be carried out after the accident investigation is completed
  • The timing of resumption of operation has not yet been decided.

 

ホームページ

GalaVisionJapan

SNS

Twitter

動画の更新と気分でとっさの投稿に使うツール

Instagram

tumblr

たまに更新する

YouTubeサムネイルを中心に投稿

YouTube

鉄道動画チャンネル

非鉄チャンネル

随時更新している

非鉄だが不定期更新

鉄道ブログ

気まぐれチャンネル

ほぼ更新しない

サブのサブ

※一部の動画はNabe氏が撮影している場合があります。

コメント

コメントを投稿

このブログの人気の投稿

大菅踏切事故について

成田線大菅踏切事故 1992 年（平成 4 年） 9 月14 日   （ 踏切障害事故 ） JR 東日本成田線・久住 - 滑河駅間の大菅踏切において、普通列車と過積載により下り坂でブレーキの利かなくなったダンプトラックが衝突。電車の運転士 1 名が死亡。この事故後 JR 東日本では 113 系、 115 系の前面強化工事（いわゆる鉄仮面化）が施された。更に運転士の救助活動に手間取った経験からこの事故後に設計された 209 系、 E217 系、 E231 系では事故時の運転士のサバイバルエリアを確保すると言う目的から運転室の面積を従来車に比べて大きくとられている。なお当該踏切は事故後立体交差化工事が行われ廃止されている。 JR 東日本の 成田線 久住   -   滑河 間の大菅踏切（ 千葉県道103 号江戸崎下総線 ）で、遮断機が下りていた踏切に進入していた 大型 ダンプカー 側面に 千葉 発 佐原 行き下り普通 1457M 列車（ 113 系電車 4 両編成）が衝突 。先頭車のクハ 111-1038 は、前面を大破し、 列車の運転士が死亡 、乗客 65 名が負傷した。クハ 111-1038 は廃車になった。 殉職した運転士は直前に衝突を覚悟し、パンタグラフ降下による電源遮断などの安全措置をとっていた。 事故の原因は、 過積載 （最大積載重量 8,750 kg の 4 倍もの山砂を積んでいた）のダンプカーが踏切の停止線でブレーキが効かず停止することができなかったことに起因するものである。法律上はダンプカー側の 道路交通法 違反であり、 JR 東日本は被害者的立場ではあったが、この事故は先の 東中野事故 と合わせて、当時の JR 東日本の上層部を含む社内にも多大なショックを与えた。 これにより CM やポスターなど、車のドライバーに注意を呼びかける「 踏切事故防止キャンペーン 」を実施することになる。 衝突時点で運転士は生存していたが、当時の運転室は狭く、大きく潰れ変形した運転室からの救出は困難を極め、結果的に運転士は搬送途中で死亡 した。房総地区ではこの事故以前にも同様の踏切事故で運転士が死亡する事故が発生しているため、本事故以後には 113 系など既存車両の前面に鋼板を追加貼り付けし強度を上げる工事（通称「...
続きを読む

JR東日本の”首都圏シリーズ”の正式名称が判明？／Official Names Revealed for JR East's 'Metropolitan Area Series' Departure Melodies?

首都圏シリーズの正式名称について これまでファンによって「首都圏〇番」と呼ばれていた発車メロディーのシリーズに、 JR 東日本が社内で使用する正式な管理名称が存在することが明らかになりました。 その正式名称は「 JRE-IKST 」シリーズです。 各メロディーには「 JRE-IKST- 〇〇〇」という形式で個別の番号が割り振られています。 例：「首都圏 6 番」 → 「 JRE-IKST-006 」、「首都圏 20 番」 → 「 JRE-IKST-014 」 情報源について この情報は、 2025 年 3 月 1 日に JR 勝浦駅で開催されたイベントで公開されたようです。 また、発車ベル使用状況をまとめているサイトなどでも情報が更新されています。 シリーズの特徴 「 JRE-IKST 」シリーズは、 JR 東日本が導入している汎用メロディーです。 従来の「首都圏〇番」という名称は、あくまでファンが区別しやすいように付けたものであり、正式なものではありませんでした。 このシリーズは、駅の放送設備の更新などに伴い、順次導入が進められています。 2025 年 2 月の時点で 32 駅で変更が確認されています。 発車メロディーの変更は、駅の設備の更新と共に行われるため、メロディー変更の初期は、特定の放送設備を持つ駅のみ首都圏メロディーに更新されると考えられていた。 実際、 2 月中旬ごろまでは、パナソニック製の放送装置を持つ駅が、首都圏メロディー導入駅のほとんどを占めていたとされています。 その他 発車メロディーには、この「 JRE-IKST 」シリーズの他に、「 JR-SH 」シリーズも存在します。 これらのシリーズは、スイッチ管理の「 JR-SHR 」シリーズと東日本直属の「 JRE-IKST 」シリーズというように、管理方法によって区別されているようです。 現在、公式管理名称は 001 から 021 までで欠番が無いことから、 3 種類目の音色違い以外では新曲はもう出ない可能性があるとの意見もあります。 注意点 SNS 上の情報は、必ずしも正確であるとは限りません。 公式な情報は、 JR 東日本の発表をご確認お願いするがお問い合わせはお...
続きを読む

動画のコメント欄が内部告発大会になっている件について／Regarding the comment section of the video turning into a whistleblowing forum on the dark side of railway companies.

イメージ
【 1 日密着】仕事も子育ても全力！相鉄線 女性指導車掌の 1 日 ご指摘があれば削除などを検討させていただきます。 またブログのコメント欄に 関東鉄道会社 S および国内鉄道業界における労働環境の現状と課題 国内鉄道業界、特に相鉄をはじめとする大手私鉄各社では、労働環境に関する深刻な問題が長年指摘されています。本記事では、現場で働く乗務員や社員から寄せられた実体験や告発をもとに、以下のポイントについて掘り下げます。 慢性的な人手不足と過重労働 相鉄を含む多くの鉄道会社では、乗務員や現場スタッフの慢性的な欠員が問題となっています。これにより、社員は月 100 時間を超える残業や、 3 泊 4 日の連続勤務が常態化しているとの報告があります。一部の社員は、 2 時間以上の連続乗務後にわずか 15 分（実際には 10 分程度）の休憩しか取れない状況が続いており、人間らしい労働環境とは言い難い実態が浮き彫りになっています。 特殊な配慮が必要な行路の偏り 育児や介護などの事情を抱える社員向けには「特日行路」と呼ばれる 9 時～ 17 時の日勤が用意されている一方で、その負担が他の乗務員に大きくのしかかっています。たとえば、特日行路の空白時間をカバーするために、他の乗務員が明け番から長時間拘束されるケースが多く見られます。 安全性の懸念 慢性的な人手不足と過労の影響で、現場では安全性が脅かされているとの声が上がっています。実際に、乗務員が業務中に倒れる事故も発生しており、これがダイヤ乱れを引き起こすなど、お客様の安全確保が十分ではない状況が指摘されています。 職場の人間関係と管理職の問題 管理職によるパワハラや非現実的な勤務の強要も報告されています。たとえば、体調不良を訴えた乗務員に対し、「行けるところまで行け」と無理やり業務に就かせる事例や、休日出勤を強制的に割り振る行為が横行しています。また、休憩所では社員同士が「残業しない若手を批判する」「今月の残業時間を競う」といった低俗な会話が常態化しているとの指摘もあります。 改善されない組織風土 上層部の現場感覚の欠如や、環境改善への取り組みの欠如も問題視されています。退職面談で労働環境の改善を求める声を伝えても、「本社に報告できない」...
続きを読む