飯田線、世代交代の波：213系初の廃車と313系1300番台の新たな息吹／Iida Line, Wave of Generational Change: The First Scrapping of the 213 Series and a New Breath of Life in the 313 Series 1300 Series

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 飯田線、世代交代の波：213系初の廃車と313系1300番台の新たな息吹

2025年4月、JR飯田線において、長年活躍してきた国鉄型車両に世代交代の波が押し寄せています。初の廃車となる213系5000番台の姿は、多くの鉄道ファンに惜しまれつつ、新たな時代の幕開けを告げる出来事となりました。一方、飯田線に投入された313系1300番台のフレッシュな姿は、地域の新たな足としての期待を集めています。

213系初の廃車

  • 対象車両: JR東海 大垣車両区所属の213系5000番台 H4編成とH11編成（2両編成×2本）。
  • 実施日: 2025年4月25日
  • 経緯: 315系の増備と313系の大垣車両区への転属による置き換えが理由と見られる。
  • 意義: これまで廃車が発生していなかった213系5000番台にとって初の廃車となった。
  • 回送先: 西浜松へ廃車を目的として回送された。

313系1300番台の飯田線入り

  • 投入車両: 元 神領車両区所属の313系1300番台 R201編成（元シンB508編成）とR202編成（元シンB509編成）。
  • 転属: 大垣車両区へ転属し、ワンマン運転対応のR編成に改造された。
  • 飯田線での営業運転開始:
    • R201編成: 2025年4月24日に営業運転を開始。
    • R202編成: 2025年4月25日に営業運転を開始。
  • 目的: 飯田線で運用されていた213系5000番台の置き換え。

2025年4月16日

  • 313系B508・B509編成が神領車両区から大垣車両区へ転属回送されました。 これは、神領車両区に所属していた313系（B508～B524編成）が17本、大垣車両区へ移籍する動きの一部です。これらの車両は、ワンマン運転に対応するための改造を受け（R編成化）、車内カメラも設置される予定です（B508・B518・B519編成は既に設置済み）。
    • 元シンB508編成 → 新カキR201編成
    • 元シンB509編成 → 新カキR202編成

2025年4月20日

  • 313系1300番台R201編成（元シンB508編成）が飯田線への送り込み回送されました。 これは、飯田線で活躍していた213系を置き換えるための動きと考えられます。
  • 213系H2編成が大垣車両区へ回送されました。 この編成は、現時点では予備車として大垣車両区に残っていますが、H4編成と同様に、後日廃車回送される可能性が示唆されています。

2025年4月21日

  • 313系1300番台R202編成（元シンB509編成）が豊橋方面へ回送されたことが確認されました。 これは、飯田線での営業運転開始に向けた動きでしょう。
  • 213系H11編成が大垣車両区へ回送されました。 この動きは、H11編成が飯田線の運用から離脱し、廃車となる可能性を示唆しています。

2025年4月24日

  • 313系1300番台R201編成が飯田線で営業運転を開始したことが確認されました。伊那福岡行きの211M運用に就き、飯田線北部では珍しい「伊那福岡」の幕を表示していました。

2025年4月25日

  • JR飯田線 回9532F 213系H4編成+H11編成が廃車回送されました。 大垣車両区所属の213系5000番台H4編成とH11編成（2両編成×2本）が、西浜松へ回送されました。これは、廃車を前提とした動きと見られています。
  • 今回の廃車は、213系5000番台としては初の廃車となります。
  • 豊橋駅出発時には、見送る人々への警笛が鳴らされたようです。
  • 廃車回送のスジは、以前の311系廃車回送とほぼ同じだったとのことです。
  • 西浜松では、譲渡待ちと思われる211系GG編成と並んでいる様子が確認されました。
  • 313系1300番台R202編成も飯田線での営業運転を開始したことが確認されました。

まとめ

JR飯田線では車両の世代交代が進行中です。神領車両区から転属した313系1300番台のR201編成とR202編成が営業運転を開始した一方、長年活躍してきた213系5000番台のH4編成とH11編成が廃車となり、2025年4月25日に西浜松へ回送されました。H2編成は大垣車両区に一時的に留置されており、今後の動向が注目されます。これにより、飯田線の車両構成や風景が少しずつ変化していくことが予想されます。

Iida Line, Wave of Generational Change: The First Scrapping of the 213 Series and a New Breath of Life in the 313 Series 1300 Series

In April 2025, a wave of generational change is sweeping over the JNR-type rolling stock that has been active for many years on the JR Iida Line. The appearance of the 213 series 5000 series, which was the first scrapped car, was missed by many railway fans and marked the beginning of a new era. On the other hand, the fresh appearance of the 313 series 1300 series introduced on the Iida Line is expected to be a new leg of the region.

The first scrapped car of the 213 series

  • Target vehicles: 213 series 5000 series H4 and H11 trains belonging to JR Central's Ogaki Rolling Stock District (2 trains × 2-car trains).
  • Date of the Event : April 25, 2025
  • Background: The  reason seems to be the expansion of the 315 series and the replacement of the 313 series by the transfer to the Ogaki Rolling Stock District.
  • Significance: This is the first scrapping of the 213 series 5000 series, which had not been scrapped before.
  • Destination:  The car was sent to Nishihamamatsu for scrapping.

313 series 1300 series Iida line

  • Vehicles: 313 series 1300 series R201 (ex-Shin B508) and R202 (ex-Shin B509) belonging to the former Shinryo Rolling Stock District.
  • Transfer: Transferred to the Ogaki Vehicle District, and remodeled into an R formation for one-man operation.
  • Commencement of commercial operation on the Iida Line:
    • R201: Commercial operation will begin on April 24, 2025.
    • R202: Commercial operation will begin on April 25, 2025.
  • Purpose: Replacement  of the 213 series 5000 series that was operated on the Iida Line.

April 16, 2025

  • Series 313 B508 and B509 were transferred from the Shinryo Vehicle Area to the Ogaki Vehicle Area. This is part of the movement to transfer 17 313 series (B508~B524 formations) that belonged to the Shinryo Rolling Stock Area to the Ogaki Rolling Stock District. These vehicles will be modified to accommodate one-man operation (R formation) and will also be equipped with in-car cameras (B508, B518, and B519 trains have already been installed).
    • Former Shin B508 formation → New oyster R201 formation
    • Former Shin B509 formation → New oyster R202 formation

April 20, 2025

  • The 313 series 1300 series R201 train (former Shin B508 train) was sent to the Iida Line. This is considered to be a move to replace the 213 series that was active on the Iida Line.
  • The 213 series H2 train was transferred to the Ogaki Rolling Stock District. At the moment, this train remains in the Ogaki Rolling Stock Area as a spare car, but it has been suggested that it may be scrapped at a later date, as is the case with the H4 train.

April 21, 2025

  • It was confirmed that the 313 series 1300 series R202 formation (former Shin B509 formation) was transferred to Toyohashi. This is a move toward the start of commercial operation on the Iida Line.
  • The 213 series H11 train was transferred to the Ogaki Rolling Stock District. This move suggests that the H11 train may be withdrawn from the Iida Line and scrapped.

April 24, 2025

  • It has been confirmed that the 313 series 1300 series R201 train has started commercial operation on the Iida Line. It was put into operation of 211M to Ina Fukuoka, and displayed the banner of "Ina Fukuoka", which is rare in the northern part of the Iida Line.

April 25, 2025

  • JR Iida Line 9532F 213 series H4 formation + H11 train has been scrapped.  The 213 series 5000 series H4 and H11 trains (2 trains × 2 cars) belonging to the Ogaki Rolling Stock District were transferred to Nishihamamatsu. This is seen as a move based on the assumption that cars will be scrapped.
  • This scrapping will be the first scrapping of the 213 series 5000 series.
  • When departing from Toyohashi Station, it seems that the horn was sounded for the people who saw them off.
  • It is said that the streaks of the scrap car transfer were almost the same as the previous 311 series scrap car transfer.
  • In Nishihamamatsu, it was confirmed that it was lined up with the 211 series GG formation, which seems to be waiting for transfer.
  • It was confirmed that the 313 series 1300 series R202 formation has also started commercial operation on the Iida Line.

Summary

On the JR Iida Line, a generational change of rolling stock is underway. The R201 and R202 trains of the 313 series 1300 series, which were transferred from the Shinryo Rolling Stock District, began commercial operation, while the H4 and H11 trains of the 213 series 5000 series, which had been active for many years, were scrapped and transferred to Nishihamamatsu on April 25, 2025. The H2 train is temporarily detained in the Ogaki Railway District, and future trends will be closely watched. As a result, it is expected that the vehicle composition and scenery of the Iida Line will change little by little.

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