315系3000番台 静岡向け最終増備編成が神領から送り込み試運転　U15＋U16編成（3044＋3043）、8両重連で静岡車両区へ／Final Delivery Run of JR Central’s 315 Series 3000 Subseries to Shizuoka U15 + U16 Sets (3044 + 3043) Transferred from Jinryō to Shizuoka Depot in 8-Car Formation

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315系3000番台 静岡向け最終増備編成が神領から送り込み試運転　U15＋U16編成（3044＋3043）、8両重連で静岡車両区へ

2025年11月7日、JR東海の315系3000番台U15＋U16編成（3044＋3043）が神領車両区から静岡車両区へ向けて送り込み試運転を実施しました。列車番号は試9122F～試9124F（工臨扱い）。先頭はクモハ315-3043、後位にクモハ315-3044を連ねた8両重連で、静岡地区向けの最終増備車両として注目を集めました。

運転ルートと通過時刻（実績）

  • 神領発：約3:20
  • 名古屋通過：3:35
  • 大高：3:45
  • 大府～逢妻：警笛吹鳴あり
  • 笠寺：4:00（名鉄新車9525Fとの並び、キヤ95とのすれ違い多数）
  • 熱田：4:10
  • 豊橋：5:30
  • 浜名湖：6:30（朝焼けと湖面反射が美しい撮影地）
  • 掛川：10:21通過
  • 静岡車両区着：11:00

前面表示は日本語フルカラーLEDで「試運転」、側面は「臨時」または「試運転」。U16が先頭のバリ順通過で、表示負けのない編成が多数確認されました。

撮影ポイント別ハイライト

撮影地

特徴・注目点

神領～名古屋

夜明け前の暗闇にヘッドライトが映える

笠寺

名鉄新車9525Fとの並び、新車同士のコラボが多数

熱田第一架道橋

定番の朝イチ撮影地

大府～逢妻

警笛吹鳴あり（YouTube動画も投稿）

浜名湖

朝日と湖面反射による最高の光線状態

掛川～島田

橋上化が進む駅で、前回U13＋U14との比較撮影が盛ん

静岡車両区

地元ファンが多数出迎え、感動の到着シーン

歴史的意義と今後の展望

今回の送り込みは、静岡向け3000番台の最終増備編成（2024年5月開始分）であり、315系全352両の製造完了を意味します。初代C1編成の出場（2021年11月6日）からちょうど4年。営業運転では見られない8両全塗装重連という貴重な姿に、現地ファンからは「4年間ありがとう315系」「感慨深い」「最高のフィナーレ」といった投稿が相次ぎました。

今後の予定：

  • 11月中旬～下旬：静岡地区で慣らし試運転開始
  • 12月以降：営業運転投入（211系・311系の置き換え加速）
  • 東海道本線・御殿場線の静岡地区はほぼ315系で統一へ

また、豊橋地区の完全系統分離に伴い、313系2両編成が捻出され、飯田線213系の置き換えに充てられる可能性も指摘されています。

Final Delivery Run of JR Central’s 315 Series 3000 Subseries to Shizuoka

U15 + U16 Sets (3044 + 3043) Transferred from Jinryō to Shizuoka Depot in 8-Car Formation

On November 7, 2025, JR Central conducted a delivery test run of the 315 Series 3000 subseries sets U15 and U16 (3044 + 3043) from Jinryō Depot to Shizuoka Depot. Operating under train numbers Test 9122F to Test 9124F (classified as engineering train), the formation featured an 8-car consist led by KuMoHa 315-3043, followed by KuMoHa 315-3044. This marks the final batch of 3000 subseries units allocated to the Shizuoka area, drawing significant attention from rail enthusiasts.

Route and Actual Passing Times

  • Departure from Jinryō: ~03:20
  • Passed Nagoya: ~03:35
  • Ōdaka: ~03:45
  • Between Ōbu and Aizuma: horn sounded
  • Kasadera: ~04:00 (parallel run with Meitetsu’s new 9525F and multiple encounters with KiYa 95)
  • Atsuta: ~04:10
  • Toyohashi: ~05:30
  • Lake Hamana: ~06:30 (ideal lighting with sunrise and water reflections)
  • Passed Kakegawa: ~10:21
  • Arrival at Shizuoka Depot: ~11:00

Front destination display showed “Test Run” in full-color Japanese LED; side displays showed either “Extra” or “Test Run.” With U16 leading, many photographers captured clean, well-lit shots without display errors.

Highlights by Photography Location

Location

Features & Highlights

Jinryō–Nagoya

Headlights glowing in pre-dawn darkness

Kasadera

Rare parallel with Meitetsu 9525F; multiple crossings with KiYa 95

Atsuta First Overpass

Classic early-morning photo spot

Ōbu–Aizuma

Horn sounded (videos posted on YouTube)

Lake Hamana

Stunning sunrise and water reflections

Kakegawa–Shimada

Popular for comparing with previous U13 + U14 delivery run

Shizuoka Depot

Warm welcome by local fans upon arrival

Historical Significance and Future Outlook

This delivery marks the final installment of the 3000 subseries for Shizuoka, completing the full production of all 352 cars in the 315 Series fleet. It comes exactly four years after the rollout of the first C1 set on November 6, 2021. The rare 8-car fully painted formation—never seen in regular service—was met with emotional reactions from fans, including posts like “Thank you for four years, 315 Series,” “A moving moment,” and “The perfect finale.”

Upcoming Schedule

  • Mid to late November: Shizuoka-area familiarization test runs
  • December onward: Entry into regular service (accelerating replacement of 211 and 311 series)
  • Shizuoka-area Tōkaidō Main Line and Gotemba Line to be almost fully operated by 315 Series

Additionally, with the full separation of operations in the Toyohashi area, surplus 2-car 313 Series sets may be reallocated to replace 213 Series units on the Iida Line.


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