ありがとう、そしてさようなら―EF81形最後の赤い機関車・140号機の引退へラストランからわずか3日後の衝撃／Thank You and Farewell—The Last Run and Retirement of EF81 No.140, the Final Red Locomotive

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ありがとう、そしてさようなら―EF81形最後の赤い機関車・140号機の引退へラストランからわずか3日後の衝撃

2025年11月27日、JR東日本のEF81形140号機が秋田総合車両センター（土崎）へ廃車回送されました。鉄道ファンにとって衝撃的だったのは、そのわずか3日前、11月24日に「快速ありがとうEL1号」として華々しいラストランを飾ったばかりだったことです。

  • 11月24日：「ありがとうEL号」運転（EF81140＋12系客車＋EF641030）
  • 11月27日：秋田へ廃車回送、入場

「1週間も経たずに…」「こんなに早く廃車になるとは思わなかった」といった声がファンの間に広がり、惜別の空気が一気に高まりました。

EF81形とは

  • 1968年、国鉄が開発した交流・直流両用電気機関車。
  • 東北・北海道の交流区間を中心に、長年にわたり旅客・貨物輸送を支えてきた。
  • JR貨物では2023年頃に営業運転を終了。
  • JR東日本では140号機が最後の現役機として注目を集めていた。

「赤いロングラン機関車」として親しまれ、特急牽引から貨物輸送まで幅広く活躍した万能機でした。

引退までの経緯

  • 2025年9月：JR東日本新潟支社が「EF81140号機の旅客運用を11月で終了」と発表。
  • 11月24日：ラストラン「ありがとうEL号」運転。沿線には多くのファンが集まり、最後の勇姿を見届けました。
  • 11月27日：秋田総合車両センターへ廃車回送。入場と同時に除籍。

これにより、日本国内での現役EF81形は完全に消滅しました。なお、これまでに80号機・95号機・139号機も同センター到着と同時に除籍されています。

ファンの反応と今後

貨物運用終了からわずか2年での完全引退は、多くのファンにとって予想外の早さでした。鉄道コミュニティでは、

  • 模型化の動き
  • 保存機の可能性
  • 記念グッズの展開
    などが話題となっています。

「お疲れ様でした、EF81140。そしてありがとう、EF81形。」という言葉に象徴されるように、半世紀以上にわたり日本の鉄道を支えた名機の歴史は、惜しまれつつ幕を下ろしました。

締めの言葉

EF81形は、ただの機関車ではなく「交流・直流両用」という設計思想そのものが象徴するように、日本の鉄道の柔軟性と挑戦の歴史を体現した存在でした。最後の赤い機関車・140号機の引退は、鉄道史の大きな節目であり、ファンの記憶に永遠に刻まれるでしょう。

 

Thank You and Farewell—The Last Run and Retirement of EF81 No.140, the Final Red Locomotive

On November 27, 2025, JR East’s EF81 No.140 was sent to Akita General Rolling Stock Center (Tsuchizaki) for scrapping. What shocked railway enthusiasts was the fact that only three days earlier, on November 24, the locomotive had made a spectacular final run as “Rapid Thank You EL No.1.”

l   November 24: “Thank You EL” operated (EF81 140 + Series 12 passenger cars + EF64 1030)

l   November 27: Transferred to Akita for scrapping and entered the facility

Among fans, sentiments like “Not even a week...” and “I never thought it would be scrapped so soon” spread quickly, and the atmosphere of farewell intensified.

About the EF81 Series

The EF81 series is an AC/DC dual-purpose electric locomotive developed by Japanese National Railways in 1968. It supported passenger and freight transport for many years, mainly in the AC sections of Tohoku and Hokkaido. JR Freight ended its commercial operations around 2023. At JR East, No.140 had drawn attention as the last active unit. Loved as the “red long-running locomotive,” the EF81 served as a versatile workhorse, hauling both express and freight trains.

Timeline Leading Up to Retirement

l   September 2025: JR East Niigata Branch announced that EF81 No.140 would end passenger service in November.

l   November 24: Final run as “Thank You EL,” with many fans lining the tracks to witness its last moments.

l   November 27: Transferred to Akita General Rolling Stock Center for scrapping and deregistered upon arrival.

With this, all active EF81 units in Japan have completely disappeared. Previously, units No.80, No.95, and No.139 were also deregistered immediately upon arrival at the same center.

Fan Reactions and What’s Next

For many fans, the complete retirement just two years after freight operations ended was unexpectedly fast. Within the railway community, topics such as:

l   Model train production

l   Possibility of preserved units

l   Release of commemorative merchandise

have become popular discussions.

The phrase “Thank you for your hard work, EF81 140. And thank you, EF81 series.” embodies the sentiment surrounding the end of the legendary locomotive’s more than half-century contribution to Japanese railways.

Closing Words

The EF81 series was more than just a locomotive—the very concept of “dual AC/DC operation” symbolized the flexibility and spirit of challenge in Japanese railway history. The retirement of the last red locomotive, No.140, marks a major milestone in railway history and will be remembered forever by fans.

 


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